Lapis Lazuli SP

2019年9月3日4 分

マイナスエネルギーの意識

最終更新: 4月28日

・意識とは

 本日の記事では、マイナスエネルギー(いわゆる悪霊)に意識というものがあるのかということについて解説いたします。

 マイナスエネルギーの意識の有無の前に、この記事での『意識』を定義したいと思います。この記事における『意識』とは、[新たに情報を取得し、思考によって情報を処理し、それを元に行動に移すこと]とします。


・マイナスエネルギーに対する一般的な認識

 よく、ホラー小説やホラー映画などで描写される悪霊の挙動や行動に疑問を抱いたことはないでしょうか。彼らは元々人間だったにも関わらず、一挙一動がゾンビのような、動物のようなまるで、人間としての理性を失ったかのように描写されています。そういった表現はまるで、悪霊には人間としての意識がないような印象を受けます。もちろん、そういった作品は視聴者は読者の恐怖心を煽り立てることを目的としているため、それらを批判するつもりは全くありません。あくまで、人々がもつ一般的な悪霊に対するイメージを提起するつもりでそれらに触れさせていただきました。

 では、実際に筆者が体験してきたマイナスエネルギーの影響を参考に、彼らには意識があるのかという部分を解説したいと思います。


・意識を持つマイナスエネルギー

 以下に筆者の経験を元に、意識を持つマイナスエネルギーとそうでない別の種類のマイナスエネルギーを紹介いたします。

/生きている人が負の感情(怒り、悲しみ、嫉妬、恨み)などを感じた際に生じるまいなすエネルギー

 生きている人から生じるマイナスエネルギーは意識を持ちません。このようなマイナスエネルギーは、生きている人がその時に感じた感情を元に行動を続けるだけで、自ら思考をして別の行動を取ることはありません。

/人が負の感情を抱きながら死を迎える時に生じるマイナスエネルギー

 死と同時に負の感情を抱いた人から生じるマイナスエネルギーもまた、意識を持ちません。このようなマイナスエネルギーは、生きている人から生じるマイナスエネルギーと同様に、抱いた感情を元に行動を繰り返すだけで自ら思考をして行動を取ることはありません。

/複数のマイナスエネルギーが集合体となり一つになったマイナスエネルギー

 上記二種類のマイナスエネルギーはそれぞれ単体では、意識を持つことはなく、プログラムされた機械のように同じ行動を繰り返したり、自分のすべきことがわからず彷徨ったりします。しかし、それらのマイナスエネルギーが集まり、一つの集合体となると、マイナスエネルギーは意識をもち、自ら思考することで行動を起こすことができるようになります。最も厄介なマイナスエネルギーはもちろんこの集合体化したものです。集合体の源となるそれぞれの単体のマイナスエネルギーが負のエネルギーであるため、それらを元に集合体が完成すると、想像に難くないと思います。


・それぞれのマイナスエネルギーの浄化方法

 筆者の浄化方法では、それぞれのマイナスエネルギーの浄化方法に違いはありません。しかし、意識を持つ集合体のマイナスエネルギーを浄化するとなると、集合体を構成するマイナスエネルギーの数や強さに応じて、浄化に使用するプラスエネルギーの強さが変わってきます。数が多くなればなるほど、力が強くなればなるほど、強大なプラスエネルギーが必要となります。


・ホラー小説やホラー映画で描写される悪霊

 ある意味では、ホラー小説・ホラー映画で描写されるマイナスエネルギーは、具現化するという点以外では合っていると言えます。ある特定の人物に向けられた負の意識から生まれるマイナスエネルギーでさえ、ある程度の時間が経つと対象を見失い、近くにいる人物に無差別に憑依することがあります。死の瞬間に生じるマイナスエネルギーは、死の瞬間の場所に強く止まることもあります。そういった点から考えても、ある意味そのような作品はマイナスエネルギーの参考となり得るかもしれません。


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