ループする世界(四世界)2

アジアを代表する宗教として仏教とヒンドゥー教があります。この二つの宗教には共通点が多くあり、元は一つの宗教であったのではないかという説もあります。

前回の記事では、仏教における世界の捉え方について紹介・解説させていただきました。本日の記事では、ヒンドゥー教の世界の捉え方と宗教的に記載された世界観をより明確に、紹介・解説したいと思います。


*宗教における解釈は諸説あり、筆者は自身が記載する説が正しいと主張するわけではありません。

・ユガ


 ユガとはヒンドゥー教において用いられている思想であり、ユガとは「時代」を意味する言葉です。ヒンドゥー教では、世界には4つのユガが存在すると考えられており、サティヤ・ユガ、トレーター・ユガ、ドヴァーパラ・ユガ、カリ・ユガの順で世界が過ぎていき、カリ・ユガが終わるとドヴァーパラ・ユガ、トレーター・ユガ、サティヤ・ユガの順にサティヤ・ユガに戻っていきます。サティヤ・ユガに戻ると、再びトレーター・ユガからカリ・ユガへと進み、再びトレーター・ユガ、ドヴァーパラ・ユガを過ぎてサティヤ・ユガへと戻ります。このようにユガは循環するわけではなく、時代を往復していくという考えのもとに世界を認識しています。

 以下、それぞれのユガの解説です。


サティヤ・ユガ - 徳が支配する時代であり、人間の平均身長は21キュービット、平均寿命は400年になる。

トレーター・ユガ - 徳が4分の3、罪が4分の1を占める。人間の平均身長は14キュービット、平均寿命は300年になる。

ドヴァーパラ・ユガ - 徳が2分の1、罪が2分の1を占める。人間の平均身長は7キュービット、平均寿命は200年になる。

カリ・ユガ - 徳が4分の1、罪が4分の3を占める。人間の平均身長は3.5キュービット、平均寿命は100年になる。


サティヤ、トレーター、ドヴァーパラ、カリの期間は、それぞれデーヴァにとっての4,800年、3,600年、2,400年、1,200年と等しいとされ、さらにデーヴァにとっての1年間は人間にとっての360年間と等しいとされる。即ち、サティヤ・ユガは4,800×360=1,728,000年、トレーター・ユガは3,600×360=1,296,000年、ドヴァーパラ・ユガは2,400×360=864,000年、カリ・ユガは1,200×360=432,000年となる(Śrīmad Bhāgavatam 3.11.19) 。4つのユガの期間の長さは、4:3:2:1の比になっている。

(出典:Wikipedia)

(1キュービット=約50cm)


 現在の世界はカリ・ユガの時代にあるとされており、徳が少なく、罪が多いという点、身長が約175cm(おそらく平均)という点、寿命が100年という点など、現在の世界に一致する点が多いように感じます。もちろん、解釈されたのが現代であるため、カリ・ユガの時代の解釈が現代の世界に合わされた可能性も残ります。そういった点も含めて、筆者がチャネリングと守護霊との対話によって得られた結果を解説として紹介いたします。

 実際に、現代のこの世界はカリ・ユガの時代にあります。人間が自ら作り上げた技術によってスピリチュアルなどの霊的な能力や思想から引き離された世界です。また、カリ・ユガが継続する期間も現在理解されている期間よりも短く、後数百年ほどでピークを迎え、ドヴァーパラ・ユガへと入っていきます。

 前回の記事で紹介している「末法思想」とは異なった世界に対する認識です。現在の世界がこのまま進むと末法思想は後数十年ほどで終わり、カリ・ユガは後数百年〜千年ほどで終わります。これは、末法思想自体が仏教の教えの存在と消滅を基準にしているのに対して、ユガは人類とスピリチュアリティの関係を基準にしているためです。それぞれ基準は違えど、世界を認識するためにとても有益な思想であり、筆者自身もあらゆる事象を理解する際の基準にしたこともあります。

今回は2つの記事に分けて、仏教とヒンドゥー教における世界の認識について解説させていただきました。

読者の皆様のご興味をいただけたら幸いと思います。

Lapis Lazuli Spiritual Healing のブログの更新通知をご希望の場合は、ページ上部の [新規登録] ボタンより無料会員登録をお願いいたします。

Lapis Lazuli Spiritual Healing ホームページにて『紹介キャンペーン』を実施中です。https://www.spirit-lapis-lazuli.com/introducing

88回の閲覧