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幽霊 - 種類とそれぞれの解説

更新日:4 日前

 ひとことで「幽霊」と言っても地縛霊や生き霊、守護霊のように様々な種類が存在し、混乱する方も多いと思います。

 本ブログ記事では、「幽霊」と大きくまとめられる存在を簡単に分類し、解説いたします。

 

・死後の霊体と意識体

 「幽霊」は、大きく分けて『死後の霊体』、『意識体』、『守護霊・守護神体』に分類されます。


 ・死後の霊体

 死後の霊体は、肉体の死後約50日ほど現世に留まる霊であり、仏教の教えにある四十九日まで、現世で行うべきことを遂行しています。霊体が現世に留まる日数は霊体により様々で、肉体の死後すぐに転生してしまう霊や、50日を超えても自身の試練の遂行のために現世に留まる霊も存在します。そのため、約50日とはあくまで平均的に約50日程度で転生する霊が多いということを意味しています。

 死後の霊体が行う試練は主に子孫や近親者の保護です。主にご先祖様と呼ばれる死後の霊体は孫や近親者を守護します。その際、死後の霊体は守護神体次元の手助けの元、自身が転生するまでに時間と空間を超えて守護を行います。つまり、死後約50日ほどを過ぎた後に現れるご先祖様は、死後約50日までに時空を超えて守護にきているという事になります。お彼岸やお盆等の生きている人間が先祖に対して意識を向けるタイミングに合わせて時空を超えたり、子孫や近親者に危険が迫っており、助けが必要な状況などに合わせて時空を超えたりします。

 先祖として子孫を守護する死後の霊体はポジティブな存在と分類できますが、生前の出来事がきっかけで、死後に誰かを恨んだり、呪ったりする霊体も存在します。

 小説や伝記などで目にする、「末代まで呪ってやる」という言葉の通り、死後の霊体が自分自身の転生までの間に、時空を超えて対象の人物や家系を呪うこともあります。こういった霊体は悪霊(マイナスエネルギー)と分類されます。死後の霊体がマイナスエネルギーとして活動を行う場合、消滅させることはできず、転生を促すほかに手段はありません。


 ・意識体

 死後の霊体とは別に、「幽霊」と呼ばれる存在が意識体です。主に地縛霊、生き霊、言霊がそれに当たり、主に悪霊(マイナスエネルギー)と呼ばれる存在です。これらの霊は生きている人間や動物が発する負の感情によって作り出され、その感情の強さに消滅するまでの時間が比例します。この世界に存在する大半の「幽霊」が意識体で構成されており、人々に大きな悪影響を与えています。また、意識体は文化に帰属する性質があります。例えば、キリスト教圏の文化に属する人間によって作り出された意識体のマイナスエネルギーは、悪魔的な影響を憑依対象に与えることが多く、日本人が作り出したマイナスエネルギーは、多くの日本人が想像するようなもの(白装束や長い髪、赤いワンピースなど)の姿で現れることが多くあります。

 このような意識体としてのマイナスエネルギーは、それ自体の強さにもよりますが、死後の霊体に比べると比較的簡単に消滅させることができます。


 ・守護霊・守護神体

 守護霊、守護神と呼ばれる存在は、死後の霊体や意識体のように人間から生み出されるものではなく、転生を繰り返した魂が成長した末に、人間を守護している存在です。以前の記事(守護霊体と守護神体 参照)を閲覧いただくと詳しく理解できると思います。

 守護霊・守護神はご先祖様と混同されることが多く、その存在の概念を正しく理解している方は少ないように感じます。守護霊・守護神は人間や動物に憑き、それらの活動や生死を守護します。また、人間や動物ごとに守護霊・守護神の数は異なり、多くの守護を受けている人もいれば、全く守護霊・守護神が憑いていない人も存在します。

 

本日は「幽霊」について簡単に解説させていただきました。

霊体、意識体、守護霊・守護神体についてさらに詳しく知りたい方やご質問のある方はご遠慮なくコメント欄に投稿していただけると幸いです。

 

参考


 

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